数多のプレイヤーとともに物語をくみ上げていくファンタジックVRMMORPG『story』。
10年間の稼動期間を経て、運営はついに3ヵ月後の物語の終焉を告げた。
訪れる仲間との別れに慟哭するプレイヤー。
乗り越えてきた激しい戦いを回想する
プレイヤー。
ここぞとばかりに宴会をしてさびしさを紛らわせようとするプレイヤー。
そして、最後の最後まで戦い抜くことを決めたプレイヤー。
そんななか、一人のプレイヤーが『story』の世界に舞い戻った。
男の目的はただひとつ。
この物語が終わる前に、きちんとした別れの言葉を大切な人たちに告げること。
薄汚れたローブをまとい、背中には禍々しい形状のギター。
そして、その全身を覆うのは光沢を持つ黒き鱗。
そうこれは、黒きリザードマンの吟遊詩人が最後に紡いだ詩物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-31 11:50:42
7590文字
会話率:26%
国王の依頼により勇者バルトアが魔王を倒し凱旋するまでの足跡を一冊の本にする事になった吟遊詩人見習いのハリー・シュテファン。幼き頃からバルトアを敬愛するハリーは心躍らせ待ち合わせ場所であるドルドナ亭に向かったのだが、そこである事件に巻き込まれ
てしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-19 12:48:03
3119文字
会話率:45%
吟遊詩人として色々な国を歩くようになってどのくらいの月日が流れたのだろうか?
数多く唄った偉人の中でもあの、青い目の王様程噂の多い人はいない。
この長い生涯の中であの王様に出会ったことは喜ぶべきものか、それとも……
――――『黒焔の獅子』
と『白の書』の前時代の話です――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 17:02:55
5620文字
会話率:13%
ある日異世界へと飛ばされてしまった園田拓巳は、飛ばされた先の森でデュラハンの少女と出会う。少女からこの世界に『冒険者』という職業があること、そして元の世界では伝説として謳われていたような様々な魔法生物が生息していることを聞いた拓巳は、冒険者
になってこの異世界を見て回ることを決意する。様々な出会いを経て、拓巳はこの世界の生き物たちをもっと知りたいという思いを持つようになっていく。これは園田拓巳という一人の少年が、とばされた先の異世界で魔法生物図鑑を書くに至るまでのお話。
※チートもなく、フツーの主人公が特に面白くもない冒険をする話です。幻想的な世界観を楽しんでもらえたらいいなぁ、と思いながら書いてます。温かい目で見守ってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-27 01:54:33
183877文字
会話率:42%
冬の女王が塔から出てこない謎を吟遊詩人と踊り子の二人が解き明かす。10年前に起こった悲劇が解決の糸口になるのか?…
※童話感が…童話感が~…。
最終更新:2016-12-01 13:15:57
7424文字
会話率:26%
神の依代となるべき器として望まれた賢者という存在。それにより得た幸福な時間は、同時に喪失をも意味していたことに気付けなかったヴィアはかつて大切なものを喪った。そのことがきっかけで神殿を去ったヴィアは、ノエルというかつての大切なもののかけらと
出会う。二人が出会ったことで、止まっていた時計が再び動き出していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-20 14:17:34
15789文字
会話率:34%
RPGのような冒険家達が活躍する魔物のいる世界。
そんな世界で、画家である主人公は、あるものを探しに港町に着いた。
そこで、主人公はある吟遊詩人の女性と出会う。
画家と吟遊詩人の不思議なコンビによる旅が始まる……???
最終更新:2016-11-15 01:11:19
33845文字
会話率:38%
ハーフエルフのリート。
その誕生は血にまみれていた。
そして知らずに犯した罪により、彼はエルフの森から追放される。
一度は死を覚悟した彼が、様々の出会いと別れを経て、己自身を認め、受け入れるまでの物語です。
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以前、同人誌で発行した『吟遊詩人リート(上)(中)(下)』のリメイク版です。
文庫本3冊分って、何話になるかな………。
あ、設定の甘いところとか見直しましたが、基本ストーリーは変わりません。
でも、元の本持ってる人って、どのくらいいるんだろう………。(多分ほとんどいない)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-02 12:00:00
201268文字
会話率:43%
「冒険者になりたい」その夢をかなえるべく俺たちはダンジョンへ潜る。
これは、吟遊詩人が歌う物語の主人公にはなれない俺たちの冒険の話である。
最終更新:2016-07-17 10:01:55
6919文字
会話率:36%
▼あらすじ
宿敵オードを追って旅をしてきたアイネスは、オードが目撃されたという森のなかでエルフのエーデルワイスと出会う。
戦士の主人公にエルフのヒロインを据えた古典的ファンタジー。
男は川の流れに導かれて旅をし、遙かな海を目指す。
▼ご挨拶
みなさん初めまして、太陽ひかると申します。今回この場をお借りして『いつか海にぶつかる日まで』という小説を発表させていただきました。
これは戦士の主人公にエルフのヒロインを据えた古典的なファンタジー小説で、色々な新人賞に出してみましたが、第23回のファンタジア大賞で一次通過したほかはどこへ出しても一次落選でした。選評によると「古い」ということです。私もそう思います。が、私としては非常に愛着のある、可愛い、我が子同然の小説です。今までそれなりの数の小説を書いてきましたが、こんなに何度も手を入れて、化粧し直してやった小説はほかにありません。
もしこの小説を読んで少しでも楽しんでいただけたら、作者としてはとても嬉しく思います。
また本作は二〇一〇年三月に『Arcadia』で公開したことがあります。そのとき私は『penpen』と名乗っていました。本作がファンタジア大賞で一次通過できたのは、当時Arcadiaで感想を寄せて下さった皆様のおかげです。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
改稿を繰り返した結果、Arcadiaで公開した当時とはだいぶ異なったものになっていますので、当時お読みいただいた方でも新鮮な感覚で読んでいただけるのではないかと思います。
二〇一二年七月二十一日 太陽ひかる
本作は『カクヨム』と『Arcadia』でも公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-22 07:23:08
89023文字
会話率:60%